家づくりの覚え書き、たまに雑記

調べたこと、思い付いたことの落書きです。

太陽光について語る②発電量

どうもこんにちは、三々五々です。

では今回は太陽光発電について語っていきます。

まず太陽光について説明なのですが
太陽光発電○kW搭載」と書いてあるときの○kWとは何を表しているのか、ですね。
すごくはしょった説明になりますが、太陽光パネルの能力を最大限に発揮して発電できる量です。

では太陽光パネルを5kW分載せているとして、5kWでどのくらいの家電を動かせるかというと
テレビを見ながらIHで料理をして、炊飯器と電子レンジも同時に使えるくらい、ですかね?
ちなみに消費電力は以下で計算しました。

  • テレビ(プラズマ):450W
  • 炊飯器(IH式):1300W
  • IHクッキングヒーター(中火で二口使用):2000W
  • 電子レンジ:1300W

家電の出力や使い方、年式などでも変わるので、参考程度でお願い致します。

で、5kW分の家電を使うとか言いました、が!!
5kWの太陽光パネルを載せて5kW発電できるというのは
パネルに最適な環境で最大限発電できたとき、なんですよね。

ということはつまり
5kW分の太陽光パネルを載せて5kW発電するのは難しいということです。

ではなぜ発電量が低くなるのか。
大まかには以下が原因になることが多いです。

  • 天気
  • 季節
  • パネルを設置する方角
  • 住んでいる地域
  • パネルの汚れ
  • 天気

晴れの日の発電量と比べて
曇りの日は半分以下
雨の日は1割くらい
積雪があると発電量はほぼ0になります。

  • 季節

太陽光というと夏が一番発電すると思われがちですが、
実は4月5月の発電量が高いことが多いです。

理由は、太陽光パネルは熱に弱く、気温が高いと発電量が減ってしまうのです。

ちなみに6、7月は梅雨
8月は暑いのと台風
などで発電量は伸び悩むようです。

  • パネルを設置する方角

太陽光の発電量を上げるためには、パネルの向きも関係あります。
パネルを南に設置した場合を100%とすると
南東、南西に設置した場合は約96%に
東、西に設置した場合は約85%の発電量になります。

パネル設置の方角別発電量

また、方角とは少し違うんですが、日本の住んでいる地域によって緯度が違い(北海道と九州だと10度くらい違う)
緯度が違う=太陽の角度も違うので、太陽光パネルの角度も変えるのが良いようです。
気になる方は一度ハウスメーカー工務店さんに聞いてみてはどうでしょうか。

  • 住んでいる地域

日本と言っても住んでいる地域によって気候が違い、その結果、発電量も変わってきます。
やはり北海道や東北、北陸は積雪が多く、日照時間(太陽が出ている時間)も短いのでどうしても発電量が少なくなります。
では沖縄はどうかというと、今度は夏場の台風や気温によって発電量が伸び悩むことがあるようです。

じゃあこれらの地域では太陽光は付けたら損なのか?というと
北の方では梅雨が短く、夏場の気温が上がりにくいというメリットがありますし
沖縄では1年間の日照時間が他の地域より多いです。

それに、積雪対策をしてくれる施工業者熱に強いソーラーパネルもあります。

  • パネルの汚れ

窓ガラスが汚れるのと同じように、太陽光パネルも砂ぼこりや花粉、鳥の糞などで少しずつ汚れてしまいます。
パネルが汚れてしまうと発電量が落ちてしますので、定期的な清掃が推奨されているようです。
ただ自分で清掃となるとパネルを傷つけたり、屋根に上がるのも危険すぎるので、業者に頼むのが良いと思います。


・まとめ
長々と書きましたが、ソーラーパネルの付け方で失敗したくない…!という方は

・先に施工業者をある程度下調べして2,3社に見積もりを頼む
・色んな疑問をぶつけて、めんどくさがらずに答えてくれるかどうか
・住んでいる場所の気候や日照時間などを考慮してくれるかどうか

この辺をクリアしてくれる業者だと、個人的には失敗しづらいかなと思います。

以上、読んでいただきありがとうございました。